輝くアザール、霞むマタ。 [日記]

早くもチェルシーとレディングのみが第2節を迎えた。
これはチェルシーのオリンピック組(マタ、オスカー、スタリッジ)を疲れさすためのFAの策略なのか。。

とりあえず、ホーム初戦は4-2で白星を収めたわけだが、もう観てた観客は肝を冷やしたことだろう。

展開は第1節同様、アザールがまたもや個人技でPKを獲得し、ランパードが難なくスコア。1-0。
しかし、問題はここから。
レディングが右サイドからのクロスを綺麗にヘッドで合わせて同点に追いつく。1-1。
ケーヒルがマンマークしていたのだが、あのヘッドは相手ストライカーを褒めるしか無い。
そして、誰もが目を覆いたくなるようなツェフの失態。
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(画像:Daily Mail)

レディング、ガスリーのFKをツェフがはじき損ねて勝ち越しを許す。1-2。
その後もレディングに終始固いディフェンスからカウンターを許し、もう観ていられない。
一方で、何度か決定機をつくるも、あと一歩のところで決めれない。
ここで、前半終了。

後半も同じような展開。
レディングにうまく守られ、チェルシーは攻めあがく。
ディ・マッテオが動いたのは遅すぎる後半15分。
相手ディフェンスに吸収されていたラミレスに替えてオスカー投入。
後半25分頃にはミス連発のミケルに替え、スタリッジ。
(この試合のスタリッジはめっちゃ巧かった。びっくりしたww)
すると、スイッチの入ったチェルシーがすぐに追いつく。
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(画像:Daily Mail)

引いていたレディングディフェンスに対して、ケーヒルが鮮やかすぎるミドルシュート。2-2。
ケーヒルがチェルシーでミドルを決めるのは2度目だろうか。
明らかに守備面、攻撃面でダヴィド・ルイースとの質の違いを見せてくれた。ありがとう。

ミドルシュートを決められると、レディングも少し前線からプレスをかけないといけなくなる。
すると、ディフェンスラインのほうが脆くなる。
そのディフェンスラインの隙をついて、アシュリー・コールからトーレスが3点目。3-2。
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(画像:Daily Mail)

まぁこのゴールは誰がみても明らかなオフサイドだったのだが、チェルシーホームなのでしょうがないよね。しかも、ゴールしたのがトーレスだから副審もちょっと心がチェルシー側に揺らいだのかも。
人間はミスしてしょうがないのだから、副審は試合後にレディングに謝罪すればそれでよしww
2試合目にしてトーレスが今シーズン初得点。いいスタート。
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(画像:Telegraph)

勝ち越したチェルシーに対して、レディングは是が非でも勝ち点1を持ち帰ると言わんばかりに同点弾を狙いにくる。特にラスト7分くらいは怒濤のような攻撃。
最後の最後にはキーパーまでもがコーナーキックで上がってきた。
そうなると、レディングゴールには誰もいないww
コーナーキックは無情にもチェルシーのカウンターへと繋がり、アザールから最後はイヴァノビッチがフィニッシュ。4-2。
この4点目は近年稀にみるコメディ劇場のようなゴールだった。思わず観てた人たちは大爆笑。
これにて試合終了。



この試合で明らかだったのはアザール、オスカーとマタの決定的な違いだ。
アザールは間違いなく昨シーズンのチェルシーにない個人技という武器をもたらしてくれた。
彼のドリブル、キープ力は行き詰まる攻撃の悪いムードを打ち砕くパワーを持っている。
オスカーもアザールに似ている。オスカーはミドルシュートがいい。
彼らの集中力やセンスは素晴らしすぎる。

一方でマタ。
ディ・マッテオが試合後の会見で述べたように、マタは明らかに疲れている。
それにしても、パスのリズムが単調すぎる。だから攻撃も行き詰まる。
あと、シュートを打てる時にパスに逃げてしまう。
マタにはミドルシュートが少なすぎる。
というかドリブル、個人技にセンスが固まりすぎてシュートセンスがあまりないww
昨シーズンの対ユナイテッド戦では綺麗なボレーを決めてくれたが、あれは奇跡だったのかもしれない。
マタが成長してくれないと、今シーズンのチェルシーは厳しくなる。休憩させてあげるしかない。

今週末にはニューカッスル戦がある。
マタが先発したら僕はびっくりする。それくらいマタのコンディションは悪い。
代わりにオスカーを使おう。
オスカーもオリンピックで疲れてるはずだけど、彼はエネルギーに溢れている。
観ててとても楽しい。

うまく機能しなかった攻撃をマタひとりだけの責任にはできないが、それくらいマタのチェルシーでの存在意義は大きい。なんせ昨シーズンのマン・オブ・ザ・シーズン。
彼の成長を祈り、ニューカッスル戦はゆっくり休養をとってもらいましょう。



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