調子に乗ると痛い目に合うのがオチ。 [日記]

UEFA スーパーカップで昨シーズンのCL王者チェルシーはヨーロッパカップ王者のアトレティコ・マドリードと対戦した。
リーグ戦では開幕3連勝のチェルシーだが、今回ばかりは1-4の完敗。
しかもファルカオに前半だけでハットトリックを許すという大失態をおかしてしまった。
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(画像:いずれもDaily Mail)

驚愕させられたのは、選手のモチベーションの低さのみならず、ディ・マッテオの采配だ。
まずは選手のモチベーションから。
彼らはリーグ戦の好調でおそらく調子に乗っていたのだろう。
テリーを欠いたディフェンスラインはもはや機能するどころかいないも同然だった。
特にダヴィド・ルイースに関しては毎回同じ評価だが、センターバックとしての素質を欠いているばかりか、緊張感が足りなさすぎる。軽率なプレーが目立ち、もはや彼をディフェンスラインに置くのは爆弾を抱えているようなもの。シティが欲しているのならこの「爆弾」を早く渡してほしいものだ。

中盤もダメ。
ハザードを完璧におさえられたチェルシーはミケル、ランパード、マタのパスミスが目立ち、アトレティコに数多くのカウンターを許していた。マタとミケルに関しては最近ひどすぎる。みてるとむかつくww
ラミレスはなぜか今シーズンパッとしない。行き詰まると個人プレーに走り、相手に囲まれてしまうパターンがおおい。これは昨シーズンのスタリッジの様。いい兆候では決して無い。

選手のモチベーションの低さはリーグ戦では改善されるだろうが、もしこれが次の試合でも続くようであればディ・マッテオのチーム管理能力が疑問視されても仕方あるまい。

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(画像:Daily Mail)

そしてもうひとつのビックリはディ・マッテオの采配だ。
ハーフタイムで明らかに機能してなかったラミレスに替えてオスカーを投入したのはいい。
でも、待てよ。ラミレスが機能していなかったのは今日ばかりではない。
ラミレスのみならず、マタも今のシステムではまったく力を発揮できていない。なのに彼らを同じポジションで先発起用したディ・マッテオの采配はいかなるものか。
僕には理解しがたい。
そしてやっとマタが交代したのは81分のこと。しかも、スコアは1-4と3点ビハインド。
リーグ戦じゃないから失点を気にしてもしょうがないのだから、ディ・マッテオが本当にこの試合を穫りたかったのならハーフタイム時でマタに替えてストライカーをもうひとり増やすべきだった。
僕ならマタに替えてモーゼズを入れていた。
しかし、ディ・マッテオが下した決断は81分でマタとスタリッジを交代させるというもの。
しかも、新鮮なモーゼズではなく自己中スタリッジを使った。
残り10分でスタリッジが何もできなかったのは言うまでもない。

要するにこれは僕が前から指摘していることだが、ディ・マッテオの監督能力はとても低い。
試合を見極める能力がなさすぎる。交代が遅い。システムの変化も恐れている。
チェルシーは開幕3連勝をおさめているが、正直彼の今の監督能力で導かれているチェルシーが王者シティやユナイテッド相手に渡り合っていくためには、相当厳しい試練が待ち構えていることだろう。
開幕3連勝したからって、調子に乗ってはいけない。
調子に乗るときょうみたいな痛い目に合うのがオチだ。
昨シーズンの崖っぷちからCL王者になったあのチェルシーを取り戻さない限り、今の傲慢チェルシーの未来はそう明るくない。
きょうの敗戦で目が覚めるといいのだが。。。
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