ディ・マッテオ采配にまたも苛立つ。 [日記]

昨日のQPR vs チェルシーの一戦。
メディアの注目はアントン・ファーディナンドとテリー(とテリーを裁判で擁護したアシュリー・コール)が試合前に握手するかどうか、そして試合中にどう衝突を回避するかといった本当にしょーもないことばかり。
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(画像:Daily Mail)

しかも、なぜかその事態にパク・チソンまでもがテリーと握手を拒否するというよくわからないことまで起こる。
(Daily Mailはパクの親しいユナイテッドでの元チームメート・エヴラがスアレスから受けた人種差別発言に対する抗議なのではと見解を示して入るが、キャプテンなら正々堂々と握手すべき。)
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(画像:Daily Mail)

と、ここまではあくまでも試合が始まるまでのどーでもいい話。
予測も出来たし、これがあったからといって勝ち点が左右されるわけでもない。
勝負はこのあと。
そして、僕がディ・マッテオにイライラさせられたのもこのあと。。。


ディ・マッテオの采配が悪いのはいつものこと。
あの悲惨なアトレティコ戦での教訓を活かすとするならば、オスカーを先発させるのが妥当な選択。
そして、あまり機能しなかったラミレスに変えて、フレッシュな新戦力・モーゼズをデビューさせ、もちろんダヴィド・ルイースはベンチに落とす、というのが僕の大枠の予想だった。
だが、ディ・マッテオは見事に僕のすべての予想を裏切ってくれる。

結果、前半決定機は何度かあったが、攻撃に柔軟性はたいしてみられなかった。
本当にアザール頼み....といったかんじ。
(ライト・フィリップスのアザールへのタックルは明らかにボールを得ておらず、PKの判定を下されるべきだった。)
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(画像:Daily Mail)

そして後半。
58分にディ・マッテオが採った策は、バートランドに変えてモーゼズを入れ、ウイングにアザールとモーゼズ、そしてサイドにいたラミレスを攻撃的な中盤に置くというもの。
モーゼズを入れたのは(遅すぎたが)正解。
ただ、うまくアザールとランパードでも打開できない中盤に、パスセンスがほとんどないラミレスを入れるというディ・マッテオの采配はいかがなものか。
結局、サイドでモーゼズとアザールが孤立してしまい、あまりリズムを変えることができなかった。
(とは言っても、彼らの個人技は素晴らしいので、ひとりでもどうにかできてしまうのだが。。)

決定機はあったが、決められない。
そしてどんどん苛立ちが募っていく。
そんな流れをも変えてしまう選手交代をしてしまうのがモウリーニョだったのだが、もはやそれは過去の話。ディ・マッテオにはそんな力が備わっているはずも無い。

この試合、先発する思っていたオスカーは結局1分もピッチに立つことはなかった。
でもスタリッジは10分もプレーした。
ダヴィド・ルイースは90分もプレーした。
考えられない。

ディ・マッテオはおそらく今週半ばのユベントス戦へ向けてうまくローテーションをしたかった、とでもいいそうなのだが、またディ・マッテオがダヴィド・ルイースとラミレスを先発させそうだという想いが僕の頭をよぎる。
ユベントス戦はホームだ。
絶対に勝ち点3を採らなくてはならない。
そのためには超攻撃的なメンバー編成が必須だ。
トーレス、アザール、モーゼズの3人にランパード、オスカー、ミケルの中盤。
マタが怪我かどうかわからないが、メンバー外だったのを考慮すると、このメンバーで挑まなければ、3試合連続でチェルシーは痛い想いをする羽目になるだろう。

今のチェルシーはカウンターサッカーだけではない。
どんな状況でも相手ディフェンスを崩せる力がある。
それを最大限に引き出しすことが監督の仕事だとは思うのだが、さて、次の試合でディ・マッテオがどのような策をとるのかは、水曜日のユベントス戦で拝見させて頂くことにしよう。


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