王者にはやはり敵わないのか? [日記]

やはり王者・ユナイテッドはそう簡単には勝ち点をくれないようだ。
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(画像:上下、BBC)

レフェリーの不適切な対応が試合を左右したのは間違いないが、それにしてもチェルシーの開始直後の2失点とそれ以後も継続した守備のおろそかさは間違いなくチェルシーが王者奪回のためには改善しなければならない。

それにしても二人の退場は痛すぎた。
最初のイヴァノビッチの退場はとても明確。
このレッドカードに関しては弁解の余地はあるまい。
ディ・マッテオもこれは認めている。
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(画像:Daily Mail)

トーレスの2枚目のイエローカードはどうだろう。
これは明らかに試合を左右したポイント。
正直トーレスはダイブする傾向があるし、確実に審判団からマークされていたはずなので、彼らのバイアスが判定に影響したとしか僕には考えられない。
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(画像;Daily Mail)

トーレスの退場はとてもアンラッキーな判定だったし、これがなければユナイテッドの3点目はなかったかも......という意見は当然あってもおかしくないだろう。
しかし、結果は覆らない。
2-3という結果を素直に受け止め、このユナイテッドとの実力のギャップを埋めていかなければ、たとえ現在トップだとしてもチェルシーがタイトル奪還する可能性は非常に低いものになる。

では、どうすれば改善できるか。
これは明らかに守備に焦点を当てなければならない。
BBCのハイライト番組、Match of The Dayでアラン・ハンセンが解説していたように、チェルシーのディフェンスライン4人が今日はバラバラに動いており、まったく組織されていなかった。
イヴァノビッチとアシュリー・コールは簡単にサイドに大きなスペースを作り、ゲーム開始直後の2失点につながってしまった。
また、ケーヒルは比較的よかったが、それでもファン・ペルシーを相手すると簡単にターンされたりスペースを与えたりと、トップクラスのストライカーとのレベルの差が浮き彫りとなってしまった。
ダヴィド・ルイースとなると、もう正直コメントのしようがない。
センター・バックとしての資質、ファイティング・スピリットを大きく欠き、サポーターとして怒りさえ覚えてしまう彼の守備は正直評価するに値しない。
彼はオフェンシブ・ミッドフィールダーではない。センター・バックだ。
我慢強く、なにがあろうともゴールを死守しなければならない。
突破を許しても追いかけずに棒立ちする姿、簡単に相手ストライカーにターンを許す守備、奪っても不用意に相手にボールを渡してしまう不注意さはチェルシーの守備に一番不必要な要素だ。
彼の起用に関しては、たとえ彼のフリー・キック能力や攻撃能力が向上していようが、僕は全くディ・マッテオには賛同できない。
テリー、イヴァノビッチ、アシュリー・コール、ケーヒルに備わっているスピリットがダヴィド・ルイースにはない。彼はベンチに座るべき存在だ。


ミッド・ウィークのCLでの敗戦、そして今日のホームでの敗戦で2連敗となってしまった。
少し期待していた2012年度バージョンの"the Invincibles"もやはり叶うはずもないか、と反省。
しかし、この2連敗でチェルシーが学んだ教訓は多い。

王者奪還を狙うならば、特にユナイテッド戦で提示された課題をできるだけ早急に克服しなければならない。そのスピリットがテリー、ランパード不在のなかチェルシーに備わっているのか。
それが今週ミッドウィークにまたあるユナイテッド戦で垣間見えることを期待したい。
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