嬉しいけど嬉しくない勝利。 [日記]

キャピタルワンカップでチェルシーがユナイテッドを延長の末、5-4で下した。
いくら一番優先順位が低い大会とはいえ、ユナイテッドに黒星を付けれたことは嬉しいこと。
もちろんいいニュースもあるのだが、よく考えてみればこの勝利はあまり喜べないのではないだろうか。


先週末の痛すぎるホームでの敗戦からたった3日しか過ぎないなかでの再びユナイテッド相手のホームゲーム。
ユナイテッドは全員リザーブチーム要員を起用してきたなかで、チェルシーは先発にツェフ、ケーヒル、ダヴィド・ルイース、ミケル、マタを起用するなど、勝つ気満々の布陣で挑んだ。
しかし、終始劣勢に立たされる。
まずはロメウのミスからの失点。
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(画像:Daily Mail)

そしてダヴィド・ルイースの軽卒なパスミスからの失点。
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(画像;Daily Mail)

メンバー構成は置いといて、ユナイテッドという最強のライバル相手にこの2失点は軽卒すぎるし、トップレベルでは決しておかしてはいけないミス。
1点目はロメウにパスを出したツェフにも責任はあるが、一つのミスの恐ろしさを改めて感じたシーンだった。


まぁ結果的にアザール、ラミレス、オスカーの3人を投入して「本気モード」に出たディ・マッテオ采配によって劣勢を跳ね返し、本当にギリギリであったが結果的に勝ちをおさえることはできた。
なかでも、1点目のPKを得たモーゼズのプレー、相手が疲れ始めたとき以降のスタリッジのスピードは、普段観ることはできないものの、改めて彼らの良さを感じさせてくれた。
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(画像:Daily Mail、モーゼズのPKを得たシーン)
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(画像:Daily Mail、相手のミスから得点するスタリッジ)

これらの良さを見れたのはよかったのだけれど、よく考えてみると相手はユナイテッドのリザーブチーム。
チェルシーはアザール、ラミレス、オスカーを投入しなかれば形勢逆転はおそらくできなかっただろう。そう考えてみると、勝てたのはよかったのだけれども改めてユナイテッドとの力の差を僕は痛感した試合となった。
将来性豊かなユナイテッドの若手選手たちがチェルシーのトッププレーヤー相手に奮闘しているのを観るとなんとも。。。。。
あれだけ本気を出したのなら、勝利が当たり前だった。
それよりも4失点もしたディフェンスを悔いなければならない。


ユナイテッドを破ったことで雰囲気的には上向きに傾いているとは思うが、楽観視は禁物。
ミスが多すぎるディフェンスをしっかりと固めない限り、せっかく機能している攻撃陣の努力が無駄になってしまう試合を再び目にするかもしれない。
(そのためにはダヴィド・ルイースを先発から外すのが妥当かとは思うのだけど。。。)

勝利して喜び以上にこれだけ不安になるとは想いもしなかった。
とりあえず、アザール、マタ、オスカー、ラミレスの好調がこれからもコンスタントに維持されることを祈って、今日は就寝とさせて頂きます。

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