チェルシーは成長している。

先週末のブログでは引き分けたもののチェルシーは悲観する必要は全くないと書いた。
昨夜のシャフタール戦は完璧ではなかったものの、スウォンジー戦の結果なしではこの勝ちはなかったと僕は思う。

というのも、決勝点を挙げたモーゼズの存在がチェルシーのなかでかわりつつある。

（画像：Daily Mail）

昨夜、2-2で勝たなければ正直グループリーグの突破がかなり厳しくなる一戦。
そのなかでディ・マッテオが採った行動は、オスカーに代えてモーゼズを投入するというもの。
オスカーの今のチェルシーでの立ち位置を考えると、この交代はモーゼズにかなりの信頼を監督とチームメイトが置いていないと可能ではないはずだ。
そしてこの信頼関係は、カップ戦の対ユナイテッド戦、そして先日のスウォンジー戦での初得点など、モーゼズがチェルシーの攻撃に大きく貢献した試合で構築されていったのだと思う。
そして昨夜決勝点を決めたことで、間違いなくディ・マッテオのなかにモーゼズが攻撃の主要なオプションとして加わったに違いない。

こうなればチームのローテーションが更に機能することに繋がるし、選手もしっかりと休みながら長いシーズンを怪我無く闘い抜くことにも繋がる。
とてもいい兆候だ。


そして、オスカーはもうすっかりチェルシーの中心選手となってしまった。

（画像：Daily Mail）

想像性、思い切りのよさ、負けず嫌いな性格、そして世界屈指の技術。
彼はまだまだ若いが、間違いなく将来のチェルシーのレジェンド候補だ。

トーレスもとてもラッキーな形で得点を挙げることができたのは、チェルシーにまだまだ運がある証拠だろう。どんな形でもスコアシートにはトーレスの得点としてカウントされる。とりあえず、トーレスには出来る限り多く得点をしてもらうことで、さらに思い切りのいいプレーを観れることを期待したい。

（画像：Daily Mail）


2週間前のユナイテッドとシャフタールへ2連敗を喫したあと、「チェルシーは大丈夫か？」と思ったひとが多いかもしれない。少なくともチェルシーのファンブログを読む限りでは、悲観的な意見が目立っていた。
しかし、チェルシーは少しずつながらも前進している。
全く悲観する必要はない。
チェルシーはまだ発展途上なのだ。

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