ディ・マッテオへの賛辞。 [日記]

ディ・マッテオが解任され、ラファエル・ベニテスがシーズン終了までの暫定監督に任命されたのはきのうのこと。
週末のシティ戦を控えるチェルシーが抱える問題は数多い。
しかし、元リバプールの監督としてベニテスとトーレスの化学変化に期待する声もある。
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(画像:Daily Mail)

僕はベニテスがトーレスに多少は良い影響を与えるとは思うが、チェルシー全体として考慮するとやはり、昨シーズンのような守備からしっかり入るサッカーへなるのかなと予想する。
ここ最近の失点数の増加を考えると、守備から入るのが一番無難で妥当な選択にはるはず。
そう、チェルシーは栄光を取り戻すためにはトーレスではなくチーム自体を組み立て直さなければならないのだ。
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(画像:Daily Mail)

これからどうなるかは全くわからないが、守備的なサッカーでも攻撃的なサッカーでも、そのなかでしっかりと若手から次世代チェルシーのリーダーシップが生まれ、チームとして正しい方向に向うことを期待したい。


と、ここまでは新体制チェルシーへの期待と今後の予想を簡単に述べてみたが、忘れてはならないのは解任されたディ・マッテオの功績だ。
僕自身はディ・マッテオの監督能力が、例えばモウリーニョのそれと比べてそんなに優れているとは思わないし、選手選考や試合中の交代の仕方などには疑問を抱えることも多かった。
しかし、ディ・マッテオが成し遂げた功績 - つまりCLとFAカップの二冠、それもチェルシーが崩壊間近であった状況からの栄光 - は決して忘れられてはならない。
監督能力が優れていなくても、彼がチェルシーのレジェンドとしても監督としても、選手と築いた関係はとても素晴らしかった。戦術面は別として、ディ・マッテオの人間性への不平・不満を述べた選手なんていただろうか。そういなかったはずだ。
彼の人間性なしには、チェルシーの昨シーズンの偉業は有り得なかった。
選手としても、監督としてもスタンフォード・ブリッジに名を残したディ・マッテオの功績を讃え、こんなビデオをポストしたいと思います。


ディ・マッテオの解任は様々な意味でとても不運だった。
でもチェルシーはタイトル奪還を目指して前に進み続けなければならない。
そのためにも、昨シーズンのディ・マッテオと成し遂げた栄光の記憶を忘れず、「王者」のプライドと自信をもって今週末のシティ戦を迎えてもらいたいものだ。
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