失ってはいけない存在。 [日記]

シティ戦を控えた記者会見で、暫定監督ラファエル・ベニテスが発した言葉は僕には受け入れがたいものだった。
http://www.telegraph.co.uk/sport/football/teams/chelsea/9700233/Chelsea-v-Manchester-City-Rafael-Benitez-reveals-Ashley-Cole-and-Frank-Lampard-likely-to-leave-Stamford-Bridge.html
それは、前から噂されていたランパードとアシュリー・コールの移籍が濃厚だとおそらく初めてチェルシーの監督が認めた瞬間だっただろう。
lampard_2408520b.jpeg
(画像:Telegraph)

年齢的な問題(ランパード34歳、アシュリー・コール31歳)と高給料という問題はおそらく彼らをリリースするだろう主要な要因になっていたと思われるのだが、本当にチェルシーはこれでいいのか。
僕はチェルシーファンであることで多くの他チームのファンから、お金でタイトルを買っているだとか、お金ですべて解決するとか、サッカーがおもしろくないなど様々な批判を受け止めてきた。まぁそのほとんどが妥当なので巧く交わしてきたのだが、それでも僕がチェルシーを応援し続けてきたのは、お金では決して買うことのできないような要素をチェルシーのサッカーに観ることができたから。
そしてそれを生み出してきたのが僕にとってはランパードだった。
彼が間違いなくチェルシーサッカーの魂であり、原動力となってきた。
彼なしには過去10年のチェルシーのサッカーは有り得ない。
そんなレジェンドを、就任して数日しか経っていない暫定監督が軽々しく放出を認めるなんて僕にはとても受け入れがたかった。アシュリー・コールもそうだが、なによりもランパードを扱うその姿勢がなんとなくAVBと重なって悲しかった。

ランパードはおじさんだ。
体力も衰えてきている。ミスも増えてきた。
それでも彼がいるだけでチェルシーの中盤には落ち着きがうまれる。
ユナイテッドでのギグスやスコールズのような存在なのかどうかはわからないが、似ている存在になりつつあると思う。
どれだけ彼の給料が高くても彼は決して失ってはいけない存在なのだ。
途中交代でもいい。ベンチでもいい。
ランパードという名前が登録されている限り、それは相手にとっていつでも脅威となりつつあるのだ。
ここ最近のプレーだけでランパードを判断してはいけない。
彼がチェルシーと共に歩んだ輝かしいキャリアを見てほしい。
それでもランパードをポイするのなら、チェルシーは本当にただのお金の亡者だ。
ユナイテッドにいつまでも追いつけるはずがない。

そんな大事な存在の偉大さを思い出させてくれるビデオを見つけた。
チェルシーはこんな素晴らしい選手を放出しようとしているのだということを少しでも多くのひとが気づいてくれるといいのだが。

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