プライドは何処へ。 [日記]

昨日のノリッチ戦。
僕は野暮用で生中継は見れず、ハイライトだけ見たのであまり詳しいコメントはできないが、またクリーンシートを維持し手堅く勝てたことはチェルシーの調子が右肩上がりであることを示しているのかもしれない。

ダヴィド・ルイースもまたボランチでの先発出場で何本か鋭いパスを出していたみたいだし、ケーヒルとイヴァノヴィッチのコンビも完璧ではないものの、集中力という点ではダヴィド・ルイースがいたときより遥かに高いものが披露できているのではないかと思う。
そして、僕が驚いたのがチームが好調ということもあるのか、マタのミドルシュートが増えて来た。しかも鋭い。
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(画像:Daily Mail)

彼のノリッチ戦での鮮やかなミドルシュートはマタが選手として一段階ステップアップしたことを見事に証明してみせるゴールだった。これからもパスのみならず、ミドルシュートへの積極性も増してくると、ランパードが退団した後もマタが更にチームの中心選手として今後成長してくれるはずだ。
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(画像:Daily Mail)


さて、ここまではいいニュースなのだが、また僕がチェルシーというクラブのプライドを疑ってしまう報道が流れた。
それは、1月の補強リストにダヴィド・ビジャが加わったというもの。
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(画像:Daily Mail)
ビジャに関してチェルシーを批判すべき点は2点。
1点目はビジャの31歳という獲得に狙うには高すぎる年齢。
トーレスとマタの良さを更に引き出してくれるだろうという期待からのオファーなのかもしれないが、最近のチェルシーの若返り政策とは大きく矛盾している。
ビジャが大丈夫なのなら、ランパードも少し歳は老いるが大丈夫なはずなのだが。
トーレスを甦らせたいという想いからうまれるこのダブル・スタンダードが痛い。

2点目はビジャがバルセロナの選手であるということ。
チェルシーがバルセロナというチームから受けた屈辱、そしてチェルシーがCLの舞台で経験した苦難を考慮すれば、バルサに対して敬意は表するが、好意的なイメージを持つチェルシーファンはそう多くはないのではないかと予想される。少なくとも僕は大嫌い。
そんなクラブから選手を獲得するなんて、誇りも糞もないのかと怒りさえ覚える。
Daily Mailが伝える通り、バルサに1月でのビジャ放出の意向はないようだからここはバルサのフロント人がうまく抵抗してくれることを祈ろう。

ビジャの獲得報道は、ランパードの放出に続きチェルシーFCの方向性やプライドを疑ってしまう、胸の痛いものだった。
ファルカオはアトレティコに残留すると宣言したから、批判に晒されてまでお金のためにチェルシーにくることはなかろう。(安堵。)
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(画像;Daily Mail)
スタリッジもリバプールへの移籍が決まりつつある。
ストライカー確保が最優先事項のチェルシーだが、短期的ではなく長期的な目線で、そしてチェルシーというクラブで育てることができる選手の獲得を(無駄かもしれないけど)期待したい。

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