モウリーニョか、ヒディンクか。 [日記]

昨シーズンに続きに続き、「変革」のなかで迷走を続けるチェルシー。
チェルシーファン公式ブログでは、AVBの当初の変革プランに昨シーズンから継続する低迷の原因があるではないかという批判すらでてきている。
それは明らかなのだけども、そんな終わってしまった失敗計画を今更嘆いても状況は全く変わらない。
これからどう立て直すか、どうチームを作っていくのかという明確なビジョンを持たずしてチェルシーの未来はないと言っても過言ではないだろう。
俗にいうチェルシーの「ポスト・テリー、ランパード時代」か。

そんな混迷ど真ん中のチェルシーを救う次の監督候補を巡ってまたも多くの憶測が飛び交っている。
そのなかでも有力というか、チェルシーファンが願う候補がモウリーニョとヒディンク。
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(画像;Chelsea Draft)

ラファ・ベニテス暫定監督なんてどうでもいいのだ。
チェルシーファンが求む監督はタレントの集まりをうまくチームとして機能させる能力を持つ監督。
ディ・マッテオは采配能力には欠けたが、チームをまとめる能力は素晴らしかったのでできれば戻って来てもらいたいが、まぁ現実的には有り得ないだろう。
モウリーニョとヒディンクは両者ともチェルシー監督経験者、しかも成功をもたらしたファンにも愛される監督だが、問題は気まぐれオーナーだろう。
特にモウリーニョの場合はアブラモビッチとの確執がずっと噂されていた。
どれだけ彼がチェルシーに愛着を持っていて、チェルシーを救いたいと思っていてくれていたとしてもアブラモビッチの独裁体制が存在する限り、モウリーニョのチェルシー復帰は正直とても困難だと思う。
ヒディンクもどうなのかな。
彼の状況はよく知らないし、戻って来てくれれば素晴らしいけども、やっぱり憶測止まりのような気がする。とくに根拠はないけども。

結局、やっぱりチェルシーに必要なのはピッチ外での監督というよりも、ピッチ上の新しいリーダーなのかなと僕は思う。
ランパードがいなくなれば、誰が彼の代わりを担うのか。
ピッチ上のリーダーが存在し、そのリーダーを中心としてチームが軸を持つ限り、チームとして共有されたアイデンティティが特有のフットボールを生み出してくれるだろう。
問題は誰がその役割を担うか。

モウリーニョやヒディンクの監督再就任を望むのもいいが、現実的に言えばプレーヤーの新たなリーダーシップを開拓する方が、やはり僕には優先事項なのではないかという気がしてならない。
少なくともメディアなどの話題作りのネタにはなるけどね。
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