内紛。 [日記]

シティ戦後から一日もしない間に、チェルシーは内紛状態に陥った模様。
報道が正しければの話だけど。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2284474/Rafael-Benitez-training-ground-bust-Chelsea-players-Manchester-City-defeat.html

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(画像:Daily Mail)

この記事にはベニテスと選手間で対立が生じた、とある。
ベニテスは失敗を選手の責任にしようとしているあたり、そして、選手、とくにおじさん組がCL優勝を含める最近のチェルシーの成功を盾に自分たちを擁護しようとするあたりは、特に耳にしても驚くことではない。
とてもAVBの時と類似しているようにも思える。
監督がエゴイスティックな場合は、結局チームよりも自らのキャリアを選んでしまうため、数々のタイトルを手中に収めてきたチェルシーのおじさん組からすると対立は不可避だろう。戦術やフォーメーションを変更されてそれがうまく行かない時は特にそんな悪循環が目立つ。
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(画像;Daily Mail)

ベニテスを含めたチェルシーで成功しなかった監督は例えば、ディ・マッテオやモウリーニョとは正反対の姿勢だ。
ディ・マッテオは監督としての力量はともかく、トーレスを起用せよというアブラモビッチの指令にも関わらず自らの意思を押し切り、結果として解雇される結果となった。しかし、彼が築いたプレーヤーやファンとの結束力の強さは一目瞭然だろう。
モウリーニョは彼のキャリアが語るように、全てを兼ね備えている。
チームの成功のためならオーナーなど関係ない。まさに監督として理想像だ。

一方、ベニテスやAVBはチェルシーというクラブを自らの飛躍のための道具としかみていない。
だから失敗して自らのキャリアに傷がつくのを恐れる。
傷がついたら選手を非難する。
そしてその傷がまた大きくなる。
この段階まで来てしまえば、もはや彼を解雇する以外チェルシーに改善の兆しはないように思えるが、それでも明日にはFA杯5回戦、ミドルズブラ戦が待ち構えている。(勝てば次はユナイテッド。)
リーグでもスパーズが昨夜ウエストハムを破って3位に踊り出たため、チェルシーに休憩している時間はない。
テリーが選手権暫定監督にでもなってチームを指揮することができれば、それに超したことはないのだが、ベニテスは依然として影響力を発揮しようとするだろう。自らのキャリア復活のために。
そのような状況でも、テリーとランパードを軸として、現状をしっかり見極め、チームの再建を少しずつでもいいからすすめてもらいたいが、果たしてどうなるのか全く見当がつかない。

チェルシー暗黒時代!

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