明日のスタンフォード・ブリッジはブーイングの嵐となるでしょう。 [日記]

ミドルズブラ戦後の記者会見でファンとの対立姿勢を改めて示したベニテス。
加えて、監督の前に「暫定」という言葉をつけたクラブに対しても怒りを露にした。

せっかくのアケの輝かしいデビューが台無しじゃないかと、僕は心底苛立っていたのだが、
そんなベニテスがきょうの記者会見で、ファンの支持を求めた。
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(画像:Daily Mail)

クラブとファンを同時に批判してはクラブも黙ってはいないだろうと、英国各メディアはベニテスの解雇は時間の問題だとベニテスに関する記事を書き立てたが、メディアとチェルシーファンの予想に反して、ベニテスはシーズン終了までやっぱりチェルシーに居座るようだ。
こんな状況でファンに支持を求めても、誰が彼を応援するだろうか。
謝罪も無い。反省もない。自分のキャリアばかりを強調する。そして、シーズン終了と同時にチェルシーを去ると明言もしている。
彼を支持する理由はどこにもない。
彼を支持しなくても、テリーとランパードを中心としたおじさんたちがチームをまとめてくれるだろうとサポーターは思っているだろう。AVBのとき同様、監督が頼りにならない時は経験のある選手がチームを立て直してくれると信じているからだ。

それにしてもDaily Mailが掲載したこの監督ごとの勝率を表したグラフは、どれだけベニテスとAVBがチームとの連帯感を深める事ができなかったかを如実に表している。
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(画像;Daily Mail)

チェルシーというチームで勝率が5割前後なのはここ最近でベニテスとAVBだけだ。
彼らは見事にファンからも選手からもサポートを得るのに失敗している。
それが結果に見事に反映されてしまった形だ。

明日のウエスト・ブロム戦は、AVBがチームを去ってからほぼ1年という「記念すべき」タイミングでもある。あの時の相手も確かウエスト・ブロムだった。
別にチェルシーに負けろという言っているのではないが、結果次第ではベニテスのクビが飛ぶということも可能性としては十分に有り得る。
長期的にみれば、明日負けて監督を代えた方が残りの試合での勝率をより100%に近づけることができると、僕は個人的に思ったりもする。
いずれにせよ、明日のスタンフォード・ブリッジはベニテスに対するブーイングの嵐となることは間違いないだろう。
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