リアリスティックになる時。 [日記]

シーズンは終盤に差し掛かってきた。
チェルシーはリーグ戦残り9試合、FA杯、ヨーロッパリーグを残すのみとなり、またひとつシーズンが終わりに近づきつつある。
きょうレディングがリーグ4連敗を受けて監督の解任を発表したというニュースは、毎年のように下位チームがシーズン終盤の残留争いに向けた本格的な決断を下した典型であるので、これからまたタイトル争いと残留争いが加速することだろう。(タイトル争いはほぼ決まってしまっているかもしれないが。)

今シーズンが終わればチェルシーの暫定監督ラファ・ベニテスはチームを去る事が確実視されている。
それに伴って、"Roman Empire"とも称されるチェルシーはまた来シーズンに向けて再編成されることだろう。
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(画像:Daily Mail)

Daily Mailは早くもチェルシーを今季限りで去りそうな選手を10段階で評価してみせた。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2291558/Fernando-Torres-Frank-Lampard-likely-sold-Chelsea-summer-clear-out.html

何と言っても注目はやはりランパードとトーレスの二人。
ランパードに関しては、僕は思い入れが誰よりも強い選手なだけにとても悲しい。
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(画像:Daily Mail)
しかし、最近のチェルシーのランパードとの契約交渉の延長を否定する会見、そして彼のコンスタントにプレーしたいという姿勢を考慮すると、やはりランパードの移籍は現実的に受け入れなければならない時期に差し掛かっているのかもしれない。
彼の残留に楽観的になりすぎていた僕だったので、心的なダメージが少し大きいのが正直な気持ち。

トーレスの放出の可能性は80%と予想されているが、これは不可避だろう。
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(画像:Daily Mail)
サポーターに嫌われ、輝きを完全に失ったトーレスにDaily Mailが£25million(約30億円ほど?)という価値をまだ見出せるDaily Mailはどうなのかと思うが、正直チェルシーに彼の居場所はほとんどない。チームメイトとは良好な関係を維持しているようであるが、心の底ではどの選手もトーレスをストライカーとして頼りないとみなしていることだろう。それは試合中のプレーで特にデンバ・バとトーレスへのパスの多さに表れているかもしれない
彼自身にとっても、環境を変えて新しいスタートを切るのがより好ましいだろう。
彼を受け入れてくれるクラブがあれば、のことだが。

また、放出リストにはレアル・マドリードにローン移籍中のエッシェンも挙げられている。
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(画像:Daily Mail)
ランパードが放出されるとすれば、ディフェンシブな中盤にはラミレス、ミケル、ロメウ、ダヴィド・ルイース、ローン中のマケクランなどが残るが、そのなかでも経験豊富なエッシェンがいれば若手にとっては心強いはずである。しかし、エッシェンもどれだけチェルシーに戻りたいかは正直定かではない。モウリーニョが復帰すれば別の話かもしれないが。

やはり、メディアの注目を集めるのはランパードとトーレスの二人。
僕としては特にランパードは何としてでも残ってほしい。
多くのサポーターも同じ想いを共有していることだというのは、スタジアム内のバナー、彼に対するスタンディングオベーションなどからも感じ取れる。
リアリスティックになる時かもしれないが、やはりまだ望みは捨てずに彼の勇姿を見届け続けたい。

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