ラファの陰謀? [日記]

前回のブログ更新からだいぶ時間が経過してしまったようだ。
その間にもチェルシーの超多忙スケジュールは進行していたし、僕もほとんど見逃さずにチェックする事ができた。
しかし、ただ言えることはラファ・ベニテスはやはりチェルシーには不適任であり、サポーターは彼をこれまでかと言うくらいに嫌っているということ。
リバプールサポーターのこんな訴えはまったく妥当ではない。
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(画像;Daily Mail)

なぜか。
それはFA杯準決勝のシティ戦で明らかだった。
0-2からのビハインドからデンバ・バのゴールで一点返すも、それ以上のファイトバックは見られなかった。明らかに解説者も発言していたように、明らかにチェルシーにはリーダーシップが欠けていた。シティ戦のようなビッグゲームには、いつも以上の特別な「何か」が必要だったのだ。
昨季は、FA杯の準決勝でスパーズと対戦した際、マタの疑惑のゴールなど運ももちろんあったのだが、ランパードのあの驚異的な長距離フリーキックやドログバの超人的なゴールなどは、ビッグゲームで勝つには特別な「何か」が必要なことを示していた。CL決勝でのドログバのゴールもそうだ。そのなにかをもたらすことが、できたのはマタやランパードやテリーだと思うのだが、ベニテスはマタしか起用しなかった。ミケルの能力の限界は目に見えていた。しかし、獲得できるなかで一番価値のあるFA杯の決勝を直前にして、ランパードやテリーをベンチに置いたのは彼の戦術を重視しすぎる大きな失策であるとしか僕には理解できない。もしくは、ベニテスが嫌いな僕にとっては、これら一連の失策は彼の「陰謀」にも思えてくるのだ。

そんな彼の「陰謀論」は昨日のリバプール戦でも垣間見えた。
なぜかストライカーにはトーレスを起用。そして残りはシティ戦と同じ布陣。
内容は思ったより良かったが、ベニテスの問題はマスクを被りながらもがっかりなパフォーマンスを試合を通してみせたトーレスも90分間プレーさせただけでなない。オスカーの負傷交代はしょうがないが、マタ、アザールのキープ力のある3人を全員交代させてしまう愚かさだ。ベナユンにキープ力はあるか、モーゼズにキープ力はあるか、そして90分からとても重要な中盤にランパードを投入する意図は何なのか。結果として、1点差のリードも、6分間のロスタイムの間はほとんどボールを大きく相手陣地に蹴り返すのみ。スアレスの同点ゴールは当然の結果だった。
ベニテスの、しかもアンフィールドでの「陰謀」はチェルシーファンにとっては許しがたいものだった。ベニテスを批判するチャントもいつもよりも大きく響き渡っているように思えた。
スアレスの噛みつき騒動もどうでもよくなるほど、ベニテスの悪態は許せないのだ。
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(画像;Daily Mail)

今シーズン残されたタイトルの可能性はヨーロッパリーグのみ。
AVBに続いて、チェルシーを暗黒時代へ導きつつある監督はチェルシーのシーズンをどう締めくくるのか。この「陰謀」が今後も続かない事を祈るのみだ。
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