チェルシーの「間違った」方向性。 [日記]

ランパードの契約延長のための交渉が行き詰まっているのはご存知の通り。
次いで、テリーもがチェルシーの馬鹿げた方針の犠牲者となるかもしれない。
(スアレスが10試合出場停止を食らおうが、僕の知ったことではないw)

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(画像:Daily Mail)

チェルシーのその方針とは、30歳を超えた選手には12ヶ月の契約延長のオファーしか提示しないというもの。今のところ、その方針の元ではアシュリー・コールが唯一契約延長をできた選手だとおもう。
悲しいが、現実的にもうランパードの契約交渉はほとんど望めない。
それだけでもチェルシーファンの怒りは爆発しているのに、次はテリーまでもがその犠牲者になるかもしれないのだ。
テリーのチェルシーとの契約は2014年、つまり来年で満了となる。
だから夏あたりに契約延長の申し出がなければ、来期の今頃テリーも今のランパードのような立ち位置に置かれているかもしれない。
最近のローテーションにおいても、テリーとランパードのプライオリティーは日に日に下がっていく一方だ。出ればしっかり結果を残すどころか、多くの場合チームにとても良い影響を与えてくれるだけに、この現状はとても苛立たしいし悔しい。

過去2年のチェルシーはディ・マッテオ時代を除いては、おじさんプレーヤーに対する扱いが酷かった。そして、チーム状況が悪い時には彼らの力を借り、また少し波に乗り始めるとベンチに置くというとても都合の良い起用方法を採用してきた。ベニテスなんぞ、その典型的な例だ。「ローテーション」や「過密日程」という言い訳を利用しながら、自らの哀れな采配を貫くのだ。
最近では、シティ戦の敗北、リバプール戦でのもったいなすぎるドローはすべてベニテス采配の結果そのものだ。過密日程など言い訳にはならない。

AVBやベニテスが壊した実力主義のチェルシーはただの二流チームだ。
個々の実力はすごいが、チームとしてのケミストリーがない。
だからビッグゲームで特別な何かが起きにくい。
昨季のバルサ戦、バイエルン戦のような「奇跡」はそんなチームには起きない。
実力もそうだが、チームの士気を高めてくれる存在、チームの目を覚ましてくれる存在が欠けているのだ。
ダヴィド・ルイースが次のキャプテンになるなんていう忌々しい事態さえ可能性があると捉えられるうちは、チェルシーは再びヨーロッパの舞台で輝くことはとても難しいだろう。


おそらく2000年以降最悪のシーズンを送りつつあるチェルシーだが、その最悪のシーズンに本当にランパードは去ってしまうのか。そして、テリーは次の犠牲者になってしまうのか。
チェルシーは大事なものを失う前に、それを失う愚かさに気づかなければならない。
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