モウリーニョ・スタイルが戻って来た [日記]

僕がチェルシーを好きになった当初のフットボールが戻って来た。
モウリーニョが若さと成熟さを兼ね備えた選手をうまく使い分けながら、チェルシーは王者奪還へと着実に前進している。
その証拠にインテル相手にもクリーンシートで勝利を収めてみせた。

一点目に関しては綺麗すぎるカウンター。
それを演出したのはモーゼズだった。
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(画像:Daily Mail)

昨シーズンは正直パッとしないモーゼズだった。
プレシーズンでもお世辞にも良いとは言いがたかったモーゼズだが、インテル戦では彼の持ち味が十二分に発揮されていた。
スピードとフィジカルで自陣から駆け上がり、オスカーへの優しさを込めたパス。
解説者も何度も述べていたように、堅守からの速攻というモウリーニョが好むパターンにモーゼズはしっかりとフィットしてきている。
今シーズンはひょっとするとモウリーニョの下で爆発するかもしれない。

ファン・ヒンケルも輝いていた選手のひとりだろう。
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(画像:Daily Mail)

派手さはないが、しっかりとした守備で相手の攻撃の芽を摘み攻撃参加をも見せていた。
ミスも少なく視野も広い。
彼もモウリーニョ好みのタイプであるだけに、チェルシーの中盤のポジション争いにより一層激しさをもたらしてくれる。
彼も間違いなくチェルシーの中核となる選手のひとりだろう。

一方、インテル戦で戦力外になる可能性が見えた選手もいる。
トーレスとミケルだ。
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(画像:Daily Mail)

トーレスとミケルの両者とも出場時間はとても短い15分程。
同じポジションのなかの選手でも極めて少ない出場時間だ。
ミケルに関しては枠がまだ2つあるから可能性もなくはない。
しかし、トーレスに関しては1つの枠にルカクとデンバ・バという強力なライバルがいる。
加えて、引っ切りなしに話題となっているルーニーの移籍騒動。
モウリーニョの構想にはトーレスはおそらく入ってはいないだろうというのが妥当な評価だと思う。

それにしても、失点が少なく攻撃も順調である今のチェルシーは強い。
僕が言うと少し偏見混じりかと思われるかもしれないが、それでも強い。
若さが勢いをもたらし、成熟さが落ち着きをもたらす。
そのバランスが今はとても良い。
しかし、更に成長しないとチェルシーのタイトル奪還は見えてこない。
モウリーニョがチェルシーにもたらすマジックにもっと期待したい。


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