激化するスタメン争い。 [日記]

ミラン相手でも無失点で快勝してみせたチェルシー。
約2週間後に迫るプレミアリーグ開幕に向けて、相手はもはやミランではなくチーム内のライバルだ。
特に守備陣に関しては個々が身体を張った猛烈アピールで先発の座を狙っていた。
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(画像:Daily Mail)

先日のブログでも記述した通り、攻撃面では若さが勢いをもたらし、守備面では成熟さが落ち着きと安定感をもたらす。
今のチェルシーはとても強いが、問題はこの状態をシーズン通してどれだけ維持できるかだ。
しかし、この熾烈なポジション争いをみていると、それも大丈夫な気がしてこなくはないw

特におもしろいのは攻撃1.5列目の3枠だ。
この3枠を争うのは、主にマタ、アザール、オスカー、モーゼズ、シュールレ、デ・ブライネの6人だろう。そして、やはり優位なのはマタ、アザール、オスカーの3人だ。
アザールとオスカーは昨シーズンよりも周りとの連携が見違えるほど良い。
個人技とダイレクトパスを巧く使い分けながらチェルシーの攻撃のリズムを司る。
ミラン戦の一点目もアザールからデ・ブライネへの決定的なスルーパスがあった。
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(画像:Daily Mail)

マタも素晴らしいボールタッチから繰り出される正確なパスは何度もチェルシーを救ってきた。
今シーズンもその例外ではないだろう。
モウリーニョの構想から外されるという噂もあるが、間違いなくマタの力は必要である。

モーゼズに関しては先日のブログで記述した通り、今シーズンとてものびるかもしれない。
未知数なのはシュールレとデ・ブライネ。
二選手とも凄いポテンシャルを秘めた選手には違いない。
しかし、プレミアリーグのファースト・シーズンということで順応までに少し時間がかかってしまうのかなぁという印象をプレシーズンからは受けてしまう。
しかし、二人ともミラン相手に得点できたことから、経験を自信に変えてもらいたい。


ストライカー争いもおもしろい。
モウリーニョがおそらくレアル戦を見越してルカクを数分しか起用しなかったことで、デンバ・バとトーレスが長い出場機会を得た。
しかし、そのパフォーマンスは対象的だったかもしれない。
デンバ・バはポストプレーやサイドへ流れるプレーなど、アザールとオスカーを活かす動きをみせてくれた。汚い仕事だけどそれをしっかりとこなす態度と姿勢を持っている。観ていてとても感心した。
一方のトーレスは調子があまり上がってきていないのかもしれない。
もちろんドリブルの積極性や守備での貢献は評価されるべきなのだが、決定機の創出という点ではやはりルカクとデンバ・バに劣ってしまう。
加えて、チェルシーがルーニーへのオファーを延長したことから、トーレスにはもはや移籍の道を歩む以外残されていないのかもしれない。


各ポジション争いが極めて激しい中で、モウリーニョの嗜好も見えて来た。
先発の頻度、交代のタイミング、評価などを考慮すると、開幕のスタメンが少し予想できる。

        ツェフ

イヴァノビッチ ケーヒル テリー A・コール

    ラミレス ファン・ヒンケル

  マタ   オスカー  アザール
  
        ルカク

実際どうなるかは開幕を迎えないとわからないが、間違いなく彼らが来季の中心メンバーだ。
二日後のレアル戦もおそらく同様のスタメンに近いメンバーが選ばれるだろう。
さて、イタリア勢には予想以上の結果を残したがこれがレアル相手に通用するのか。
モウリーニョが知り尽くす古巣相手にどのような戦術をとるのかに注目したい。

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