MVPはウォルターズ? [日記]

ファンとクラブとの緊張した関係が続くチェルシー。
きょうはアウェーでのストーク戦で危ないシーンもあったが、ウォルターズの2度のオウンゴールにも助けられ終わってみれば4-0での勝利を得た。
2度のオウンゴールに加え試合終了間際にはPKも失敗したウォルターズを皮肉をこめてこの試合のMVPにしようという声も少なくない。
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(画像:Daily Mail)
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(画像;Troll Football)

ここ数年のアウェーのストーク戦は毎度のことのようにしっかり守られるんだけど、なぜか無失点で勝利を収めている気がする。
きょうも前半はランパードの至近距離シュートなど何度かチャンスはあったが、ベゴヴィッチの好セーブに阻まれ、前半ロスタイムに先制点を奪うまではとても嫌なムードさえ漂っていた。
しかし、後半は相手のディフェンスラインと中盤との間に徐々にスペースができはじめ、チェルシーの攻撃がよりスムーズになっていた。その起点となっていたのは、やっぱりランパードだった。
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(画像:Daily Mail)

最近のチェルシーはアザールもマタも前線でのタッチ数が多い。
それが功を奏するときもあるのだが、最近は攻撃パターンを読まれてしまっているため、タッチ数が多ければ多いほど相手にしっかりと守る余裕を与え、チェルシーの攻撃は悪循環に陥ってしまうことも少なくない。
しかし、ランパードが中盤でダイレクトで前線にロングボールを供給することで、それが繋がろうが繋がらまいが相手のディフェンスラインと中盤の間にスペースを作るのだ。ランパードをおさえようと相手中盤は更に中盤のプレスを強めようとするし、前線へのロングパスを恐れるディフェンスはラインを下げざるを得ない。
こうして出来たスペースでマタやアザールといった素晴らしい個人技を持った選手がボールを受けることができると、ストライカーへより良いパスを供給できるし、アザールの4点目のような得点にも繋がるのだ。
やはりランパードの存在感は危機に陥っているチェルシーを救ってくれる。
更にPKで得点したことで大記録まで8点と迫ってきているのだが、実際、またそれがランパードとの契約更新に消極的なクラブとランパードの残留を願ってやまないファンとの対立をも深めているというのも事実なのが少し悲しい。
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(画像:Daily Mail)

関連して、相変わらずベニテスの退団を叫ぶ声も根強く残っている。
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(画像;Daily Mail)

こんな残念なチェルシーに、遂にテリーが戻って来たというニュースはかなりの朗報だろう。
テリー、ランパードと真ん中にチェルシーのスピリットを持った選手がどっしりと構えてくれると、チェルシーはより一層しぶといサッカーができるチームとなるのだ。
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(画像:Daily Mail)

アストン・ヴィラ戦の時同様、4-0という大勝にも関わらず全く油断を許さない状況が続くチェルシーだが、テリーの復帰がよい方向に作用してくれることは間違いないだろう。
クラブW杯のときのツケ(サウサンプトン戦)がミッドウィークにあるが、手堅く勝ちをおさめ少しでも順位を延ばしてほしいものだ。


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