この記事は一理ある。

英国紙Daily Mailがテリーがベンチ要員になる可能性を示唆している。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2279346/Chelsea-skipper-John-Terry-faces-fight-stay-automatic-pick-Rafael-Benitezs-reign.html

（画像：Daily Mail）

この記事はその理由として、ベニテスが暫定監督に就任後のセンターバックのペアの統計や、テリーの怪我（スアレスのあの酷いタックルによるもの）から復帰後の不安定なコンディションを挙げている。

なるほど、この記事は一理ある。
確かにベニテスは明らかにケーヒルとイヴァノビッチをセンターバックで多く先発起用し、アスピリクエタを右サイドバックとして起用するようになった。ダヴィド・ルイースはボランチでの起用が増え、たまにセンターバックに入るというパターンも多く見られる。
しかし、この記事も認めているようにこれはテリーが怪我で戦線離脱していたという状況のもとに成立していたメンバー構成であった訳でテリーが復帰した今、テリーはセンターバックに復帰しケーヒルとコンビを組み、イヴァノビッチが右バックをつとめるという布陣が期待されるのがチェルシーファンが持つ一般的な見解のように思われる。

ただ、今のテリーのコンディションは酷すぎる。
復帰戦ではPKを献上し、先発出場したニューカッスル戦では無様に3点も献上してしまう不安定なディフェンスラインを率いていた。

（画像：Daily Mail）

従ってこのようなコンディションが続くようであれば、テリーはセカンド・オプションにならざるを得ないかもしれない。ケーヒルとイヴァノビッチがセンターに入り、アスピリクエタのあまり期待できないがまずまずの働きをしてくれる右サイドバックのほうが安定するかもしれないからだ。
ただ、これも時間の問題であってほしい。
あのようなボロボロのディフェンスしかできないパフォーマンスはテリーのキャプテンとしてのプライドが許さないだろう。シティ戦までには戻って来てもらいたいのだが、それはちょっと無理かな？

攻撃も、守備も、今のチェルシーは問題が多いですね。

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