スパーズが悔やむべき"3つのif" [日記]
FAカップセミファイナル、トットナムvsチェルシー。
予想以上の激闘だった。
(画像:DailyMailより)
結果は1-5という数字だが、その数字以上にビッグ・ロンドンダービーという名に相応しい、近年まれに見るプライドがぶつかり合う白熱した試合をみることができた。
スパーズもパーカーを中心とした中盤のプレスは最後の方は少しバテてしまったものの素晴らしいものがあった。(それを幾度となくかわすチェルシーのパスワークも今シーズン初めて見れた気がして僕は感無量だった。泣)
もちろん内容は両者素晴らしかったのだが、スパーズファンにとっては"3つのif"が頭から離れないゲームとなったであろう。
その"3つのif"とは、
①先発キーパーがフリーデルだったら。
②チェルシーの2点目が無効となっていたら。
③スパーズの得点時、得点せずにPKとツェフの退場を得ていたら。
まず、①から。
FAカップのスパーズ戦はハイライトを除いてほとんど観ていないのだが、やはりスパーズはフリーデルを先発させるべきだった。スキルなどはもちろん精神的にもフリーデルが最後に構えていることで、味方にとっては本当に心強い存在であることは間違いない。
このビッグゲームにおいてクディッチーニを先発させたという決断は、不調から脱することのできないスパーズには痛すぎたと僕は思う。
次に②は誰もが試合後に議論するこの試合の分岐点となったシーンである。
(画像: DailyMailより)
この画像でみると、ボールがゴールラインを若干こえているようにも見える。
しかし、このゴールシーンでの審判の立ち位置は、ボールがラインをこえていたか否かを判断するにはベストだとは到底言えないし、副審もあの混雑した状況では判断することは不可能に近いだろう。
僕はこの2点目に関してはチェルシーはかなりラッキーであったと思うし、スパーズとスパーズファンにとっては悔やんでも悔やみきれない失点だったのではないか。
そして最後の③。
このシーンばかりは、スパーズファンならベイルを大馬鹿やろうと呼ぶかもしれない。
(画像:DailyMailより)
スルーパスにアデバヨールが抜け出し、ツェフをかわして倒されたシーンだ。
そのままであれば、スパーズのPKとツェフの一発退場が妥当な判定。
しかし、ベイルは流れてきたボールをプレーオンし、ゴールしてしまった。
これもチェルシーにとってとてもラッキーだった。2点目を入れて少し気を許した時間帯であっただけに、ツェフが退場して1点を返されたとなると非常に悪い流れになることは不可避だっただろう。
ベイルがそのまま点を入れたことはチェルシーにとって不幸中の幸いであったし、このベイルのプレーがなければ後の3点を生み出すことはとても難しくなっていたはずだ。
これらの"3つのif"はもちろん結果論ではある。
しかし、ディ・マッテオ体制で12戦9勝の好調を維持した「ラッキーな」チェルシーと、調子を落とし続ける「アンラッキーな」スパーズという二つのチームのチーム状況が結果に表れてしまったのかもしれない。スパーズは前半序盤のチャンスを何度か決めていれば逆の結果になりえたのかもしれない。
それもすべて含めてフットボールだ。
試合終了間際にミケルがパーカーに報復したことでミケルはおそらく何試合か出場停止を課せられ決勝に出ることはできないかもしれない。それまでパーフェクトに近いプレーをしていただけに、ミケルの未熟な場面が最後の最後に出てしまいとても残念だ。
それにしても、次は再び決勝の舞台で相手はリバプールだ。
決勝でも、FAカップの歴史に名を残す激闘を見せ、チェルシーがそれを制してくれることを信じている!
ミッドウィークにはバルサだ。あのバルサだ。
このベストコンディションに近いチェルシーがバルサ相手にどんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみでたまらない!がんばれ、チェルシー!!!
予想以上の激闘だった。
(画像:DailyMailより)
結果は1-5という数字だが、その数字以上にビッグ・ロンドンダービーという名に相応しい、近年まれに見るプライドがぶつかり合う白熱した試合をみることができた。
スパーズもパーカーを中心とした中盤のプレスは最後の方は少しバテてしまったものの素晴らしいものがあった。(それを幾度となくかわすチェルシーのパスワークも今シーズン初めて見れた気がして僕は感無量だった。泣)
もちろん内容は両者素晴らしかったのだが、スパーズファンにとっては"3つのif"が頭から離れないゲームとなったであろう。
その"3つのif"とは、
①先発キーパーがフリーデルだったら。
②チェルシーの2点目が無効となっていたら。
③スパーズの得点時、得点せずにPKとツェフの退場を得ていたら。
まず、①から。
FAカップのスパーズ戦はハイライトを除いてほとんど観ていないのだが、やはりスパーズはフリーデルを先発させるべきだった。スキルなどはもちろん精神的にもフリーデルが最後に構えていることで、味方にとっては本当に心強い存在であることは間違いない。
このビッグゲームにおいてクディッチーニを先発させたという決断は、不調から脱することのできないスパーズには痛すぎたと僕は思う。
次に②は誰もが試合後に議論するこの試合の分岐点となったシーンである。
(画像: DailyMailより)
この画像でみると、ボールがゴールラインを若干こえているようにも見える。
しかし、このゴールシーンでの審判の立ち位置は、ボールがラインをこえていたか否かを判断するにはベストだとは到底言えないし、副審もあの混雑した状況では判断することは不可能に近いだろう。
僕はこの2点目に関してはチェルシーはかなりラッキーであったと思うし、スパーズとスパーズファンにとっては悔やんでも悔やみきれない失点だったのではないか。
そして最後の③。
このシーンばかりは、スパーズファンならベイルを大馬鹿やろうと呼ぶかもしれない。
(画像:DailyMailより)
スルーパスにアデバヨールが抜け出し、ツェフをかわして倒されたシーンだ。
そのままであれば、スパーズのPKとツェフの一発退場が妥当な判定。
しかし、ベイルは流れてきたボールをプレーオンし、ゴールしてしまった。
これもチェルシーにとってとてもラッキーだった。2点目を入れて少し気を許した時間帯であっただけに、ツェフが退場して1点を返されたとなると非常に悪い流れになることは不可避だっただろう。
ベイルがそのまま点を入れたことはチェルシーにとって不幸中の幸いであったし、このベイルのプレーがなければ後の3点を生み出すことはとても難しくなっていたはずだ。
これらの"3つのif"はもちろん結果論ではある。
しかし、ディ・マッテオ体制で12戦9勝の好調を維持した「ラッキーな」チェルシーと、調子を落とし続ける「アンラッキーな」スパーズという二つのチームのチーム状況が結果に表れてしまったのかもしれない。スパーズは前半序盤のチャンスを何度か決めていれば逆の結果になりえたのかもしれない。
それもすべて含めてフットボールだ。
試合終了間際にミケルがパーカーに報復したことでミケルはおそらく何試合か出場停止を課せられ決勝に出ることはできないかもしれない。それまでパーフェクトに近いプレーをしていただけに、ミケルの未熟な場面が最後の最後に出てしまいとても残念だ。
それにしても、次は再び決勝の舞台で相手はリバプールだ。
決勝でも、FAカップの歴史に名を残す激闘を見せ、チェルシーがそれを制してくれることを信じている!
ミッドウィークにはバルサだ。あのバルサだ。
このベストコンディションに近いチェルシーがバルサ相手にどんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみでたまらない!がんばれ、チェルシー!!!
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