カルーは素晴らしかった。

カルーの移籍先がついに決まった！
そう、元チェルシー、ジョー・コールもレンタルで移籍していたリールだ。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2170120/Salomon-Kalou-joins-Lille.html

（画像：Daily Mail）

僕は正直あまりカルーは好きではなかった。
なぜなら攻撃面は素晴らしいけれども守備が酷すぎるから。
プレミアリーグのようなトップレベルでは、どれだけいい攻撃を見せていたとしても守備面でひとつミスをするだけで失点、もしくは敗北に繋がってしまう。
だからウインガーといえどもカルーには守備でももう少し頑張ってほしかったのだ。

しかし移籍先が決まった今、彼のチェルシーでの6年間を思い返すと素晴らしい活躍だったと思う。
僕がまだスカパーを契約しておらずプレミアが見れなかった頃（モウリーニョ時代初期）、チェルシーの試合結果を朝起きてドキドキしながら見ると、途中交代ながらほぼ毎試合のように決勝点を決めていたのはカルーだった。
初めてスタンフォードブリッジでの観戦時、観客がスタメン発表時に「ルー」と叫んでいるのは何だと思ったら、カルーのルーだった。（これはタイミングよく言えると相当気持ちいい！）
昨シーズンはAVBにほぼ戦力外の扱いを受けていながらも、おそらく相当努力していたのだろう。ディ・マッテオが暫定監督の座に就くと、AVB時代が嘘のような素晴らしい活躍を見せてくれた。
もちろん、CL決勝でもベストなパフォーマンスではなかったが彼なしにはチェルシーはビッグイヤーを獲得できなかっただろう。

（画像：Daily Mail）

カルーにとっては（山あり谷ありだったが）チェルシーでの6年間は素晴らしいものだったのではないだろうか。
彼はドリブル時に独特なリズムでどんな相手でもタイミングをずらしクロスもシュートもできる技術を兼ね備えているとても良い選手だ。
チェルシーで6年間もいながらまだ彼は26歳。
リールでも彼は間違いなく良い仕事をしてくれることだろう。

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