ユナイテッドの心配は無用。 [日記]

昨夜のユナイテッドの開幕戦敗戦が嬉しすぎてそれに触れたいのだが、先にチェルシーのニュースをひとつ。

チェルシーの有望株、ジョシュ・マケクランのミドルズブラへのシーズンローン移籍が決定した。
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(画像:Daily Mail)

ルカクと同様、オスカーなどの有力選手を獲得したこともありマケクランの出場機会はかなり少なくなることが予想されていた。
しかし、シーズンローンが完了したことで19歳のマケクランんは成長の場を与えられ、そのローンが終わる頃にはミケルの数倍成長してチェルシーに復帰してくれることだろう。
とてもいいニュース。


そしてもうひとつのいいニュースはユナイテッドの開幕戦での敗北だ。
この要因は様々あるだろうが、ユナイテッドのディフェンス陣が崩壊していたのとフェライニが巧すぎたというのが主な二つの要因だろう。
というか、ユナイテッドディフェンス陣はフェライニ相手に脆弱すぎるww
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(画像:Telegraph)

昨シーズン終盤でのリードを奪っておきながら、最終的に追いつかれ4-4の引き分けに終わってしまった試合は、ユナイテッドがタイトルを逃す鍵となった試合でもあった。
あの試合のリードを守りきっていればユナイテッドは優勝していただろうと考えるのが妥当なだけに、ファーガソンを初め、ユナイテッドディフェンス陣がフェライニ対策を怠った、もしくは対策をとったが全く功を奏しなかったのは大きな問題だ。

ポジティブに考えるならば、フェライニが完璧すぎたといういい訳もあるかもしれない。
現地解説者に何度も"unplayable(止められない)"と言わせた彼の昨夜のパフォーマンスは、素晴らしすぎた。フェライニ自身がユナイテッドとの相性が良いというのもあるのかもしれないが、彼はコンスタントにあのパフォーマンスを発揮できない。
だから、ユナイテッドは運が悪かったと考えるのもいいかもしれない。

加えて、ディフェンス陣が崩壊していたのは、ファーディナンド、スモーリング、エヴァンズ、ジョーンズなどの主力が欠場していたから。長期の問題ではない。すぐに解決する。なんせ彼らは強い。
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(画像:Telegraph、苦笑いするヴィディッチ)

僕が唯一ユナイテッドで気になったのは、攻撃陣の方だ。
ナニの良し悪しに波があるのは前から分かっていたこと。ファーガソンもそれは理解しているはずだ。
しかし、それ以上にルーニー、香川、ウェルベックの3人で構成されるトライアングルがほとんど機能していなかった。香川とルーニーは時間が経つごとにパス交換も増えてきていたので、おそらく大した問題ではないのだろうが、問題はその二人からどのようにしてウェルベックへのラストパスを供給するか。昨夜は香川が一本だけ素晴らしいラストパスを出したが、脅威はそれだけだった。
ファン・ペルシーとヤングが入れば少しは状況も変わるかなぁと思ったけど、完璧に引いて守っていたエバートンディフェンスに対して、ユナイテッド攻撃陣は全くと言っていい程試合中に有効な打開策を見出せなかった。
香川も日本代表やドルトムントでの大胆さが嘘のように、無難なパス交換に徹していた。無難なパス交換をベースに、ルーニー、ファン・ペルシーなどのビッグネームのなかでももっと強引にミドルシュートやドリブルで仕掛けていくことができれば、ユナイテッドでの香川の良さは最大限に引き出されるだろう。

と、偉そうにユナイテッド攻撃陣の問題点を指摘したが、あくまでも彼らはユナイテッド。
世界トップクラスの選手がうじゃうじゃいるチームの環境適応能力、問題解決能力を過小評価してはいけない。
彼らは初戦の敗戦を受け、さらに強くなって残りの37試合を戦ってくるだろう。
彼らは間違いなく優勝候補の一角だ。
昨シーズン序盤にホームでシティに1-6の敗戦を喫した時も誰もがユナイテッドの能力を疑問視した。
しかし彼らはその後見事に返り咲いた。
ユナイテッドの問題点を提起するひとたちも、状況が変わればどうせ毎度のようにすぐにその姿勢を変えるに違いない。

ユナイテッドに心配はいりません。

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