デンバ・バのインパクト [日記]

FA杯のサードラウンド、サウサンプトン戦。
きょうはただのFA杯ではなく、ニューカッスルから移籍したデンバ・バのデビュー戦であったため、チェルシーファンのみならず、多くのサッカーファンが注目したことだろうと思う。
そして、デンバ・バはその得点能力の高さとスピードでチェルシーに大きなインパクトをもたらしてくれることを今日のゲームで証明してみせた。
article-2257573-16C3CE11000005DC-268_634x385.jpg
(画像:Daily Mail)

デンバ・バは立ち上がりにはあまりボールに触れることができず、そのなかでサウサンプトンに先制されると正直嫌な雰囲気は流れつつあった。
しかし、一度サイドでいい形をボールを受け鋭いクロスをあげると(得点にはつながらなかった)、徐々にタッチ数も増加してきた。
そして、35分に挙げた先制ゴールで意気消沈ムードを一気に蹴りさって見せると、後半には2点もしっかりと奪ってストライカーとしての能力を存分に披露した。
article-2257573-16C3D516000005DC-584_634x806.jpg
(画像;Daily Mail)

特に、2点目の形はなかなかトーレスにはみられなかった得点シーンだった。
混乱したゴール前でのパス回しから、アザールのシンプルなパスにワンタッチで合わせるゴール。
とてもシンプルで簡単に見えるし、サウサンプトンのディフェンスが甘かったこともあるが、デンバ・バのあの一瞬で相手の前にでる動きだしはトーレスにはなかった。
だからチェルシーはひとつ上のレベルにはなかなかステップアップできずにいた。

デンバ・バの移籍は間違いなくチェルシーの攻撃パターンに新たなオプションを与えてくれた。
ただ、きょうの相手はサウサンプトンだった。
サウサンプトンが弱いというわけではないが、ユナイテッドやシティのディフェンスと比較すればレベルの違いは明白である。
まだまだ連携ミスからのパスミスが多く、完璧なサッカーとは程遠い。
安定感も大きく欠如している。
しかし、この「未熟さ」がうまく作用すればこの欠点は相手にとって大きな脅威となり、チェルシーはとても強いチームへと成長していくだろう。
デンバ・バがこのチェルシーの成長過程の起爆剤となる可能性はとてつもなく大きいと僕は思う。

そして、193ゴール目を挙げたランパードが歴代チェルシーのゴールランキングでケリー・ディクソンと並び、2位タイに浮上した。
彼がランキングのトップになるまであと9ゴール。
さて、残された時間のなかで彼がどれだけこの記録に近づけるのか楽しみだ。
article-2257573-16C3F23D000005DC-470_634x328.jpg
(画像;Daily Mail)

ランパードを巡る問題で僕のなかでチェルシーに対する見方が大きく揺らいでいたが、まだまだチェルシーのサッカーを楽しめる時間は続くかもしれない。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。