誇れない"The Chelsea way" [日記]

先週のベニテスのお怒り事件後初めて記者会見でツェフが選手として現状を語った。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2287547/Petr-Cech-The-Chelsea-way-working.html?ITO=1490&ns_mchannel=rss&ns_campaign=1490
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(画像;Daily Mail)

会見でツェフは短期間での監督の交代もチェルシーは数多くの成功を収めてきたと肯定的な姿勢を示してみせた。
Daily Mail紙はツェフがこのチェルシーの方針を擁護(defend)していると報じているが、ツェフ本人も発言しているように、決して擁護しているわけではなく、もはや肯定的に受け止めざるを得ない状況に選手は置かれているのだとおもう。監督が短期間で入れ替わり続けて嬉しい選手などそういないだろう。また、雇用されている側としてオーナーの「独裁」に公共の場で反意を示す事ような愚かなこともできないだろう。

早かれ遅かれベニテスの退団は確実であるなか、この監督が短期間で交代してしまう"the Chelsea way"はいつ終止符を打つのか、まだ先はまったく定かではない。
しかし多く報道されているように、彼がチェルシーに戻ってくればそんな監督の交代劇も終わるだろうと期待するファンは多いはずだ。そして僕もそのひとり。
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(画像:Daily Mail)

モウリーニョのレアル・マドリード退団もほぼ確実とみてよいはずなので、彼のチェルシー復帰は可能性としてはゼロではない。
そして、アブラモビッチが本当にチェルシーを強化したいのであれば、チェルシーというチームを熟知し、選手との絆を深め、そしてクラブのために全力を尽くすモウリーニョをベニテスの後任にするのがおそらく最善の策だとおもわれる。だって金銭面はアブラモビッチにとっては問題ではないのだから。

ツェフが語った"the Chelsea way"は決して誇らしいものではない。
彼が言う通り、そのなかでもチェルシーは数多くのタイトルを獲得してきた。
しかし、やはり長期的な視点では安定した監督の存在が不可欠だろう。
そんなファンの願いは、アブラモビッチの強権のもとでは果無い夢なのかもしれないが。


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