タイトル奪還に死角なし。 [日記]

プレシーズンもローマ戦で最終戦を迎えた。
スタメンの座を勝ち取るための最後の機会だったが、アピールできた選手とできなかった選手とは明暗が分かれたようだ。
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(画像:Daily Mail)

前半のメンバーはモウリーニョ構想ではおそらく1.5軍的なチームだった。
開幕戦でのスタメン奪還のために意地を見せてみろ、とのモウリーニョからの指令だったかのように。
しかし、結果は低調なパフォーマンスに終始していた。
最もアピールできなかったのはシュウォーツァー。
致命的なボールコントロールミスからの失点により、ツェフの安定感との差を自らのミスで広げてしまった。
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(画像:Daily Mail)

また、おそらく怪我や代表戦でマタの開幕スタートが難しいことから、1.5列目の3枠の選手にとってはアピールする絶好の機会だったが、どの選手も思うようなパフォーマンスができなかったようだ。
トップ下に入ったデ・ブライネにはトーレス、シュールレ、モーゼズの3選手をどのように操るのか期待が高かったが、1~2シーンを除いては鮮やかな連携のない単発がほとんどであった。
シュールレもフリーキックやコーナーキックの精度の高さはアピールできたが、流れのなかでの活躍にはもう少し時間が必要なのかと感じさせるプレーに留まっていた。
となると、マタのポジションで開幕スタメンの座を勝ち取るのはモーゼズだ。
ローマ戦では及第点の活躍だったが、これまでのプレシーズンでしっかりと攻守において存在感を発揮してきたことがモウリーニョに評価されるだろう。
また、モーゼズは今シーズンの成長が大きく期待できる。
その期待を込めた意味でも、モーゼズのスタメンが有力なのではないだろうか。
もちろん、言うまでもなく他の2枠はコンスタントに結果を出し続けるアザールとオスカーだ。
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(画像:Daily Mail)


ボランチの2枠の争いも壮絶だ。
これまでのプレシーズンの流れからすると、ファン・ヒンケルとラミレスが最有力だ。
しかし、ランパード、エッシェン、ミケルもその2枠を狙い猛烈アピール。
後半からの出場だったランパードに関しては、前半の悪い流れを振り払うかのように幾度もミドルレンジからゴールを狙い、交代からたった15分で一点を返してしまうという、後半のチェルシーのファイトバックには不可欠な活躍だった。
今シーズンは昨シーズンよりも出場機会が少なくなるだろうが、それでも若いチームが行き詰まったときにはローマ戦のように流れを引き寄せるプレーを十分に期待できるだろう。
スコールズ的な役割をランパードには期待したい。


さて、全てのプレシーズンマッチを終了し開幕を来週に控えたチェルシー。
選手の怪我などを改めて考慮すると、こんなスタメンメンバーになるのではないだろうか。

          ツェフ

イヴァノビッチ ケーヒル テリー アシュリー・コール

     ラミレス  ファン・ヒンケル
    (ランパード)

  モーゼズ   オスカー   アザール

          ルカク

特にルカクにはシーズン20点以上、アザールには15点以上を期待したい。
彼らが今シーズンのチェルシー躍動の原動力となることは間違いない。
もはや、タイトル奪還に向けて死角なし。
シーズン全体を通してコンスタントに好調を維持することが最大の課題だ。



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