モウリーニョ・スタイルが戻って来た [日記]

僕がチェルシーを好きになった当初のフットボールが戻って来た。
モウリーニョが若さと成熟さを兼ね備えた選手をうまく使い分けながら、チェルシーは王者奪還へと着実に前進している。
その証拠にインテル相手にもクリーンシートで勝利を収めてみせた。

一点目に関しては綺麗すぎるカウンター。
それを演出したのはモーゼズだった。
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(画像:Daily Mail)

昨シーズンは正直パッとしないモーゼズだった。
プレシーズンでもお世辞にも良いとは言いがたかったモーゼズだが、インテル戦では彼の持ち味が十二分に発揮されていた。
スピードとフィジカルで自陣から駆け上がり、オスカーへの優しさを込めたパス。
解説者も何度も述べていたように、堅守からの速攻というモウリーニョが好むパターンにモーゼズはしっかりとフィットしてきている。
今シーズンはひょっとするとモウリーニョの下で爆発するかもしれない。

ファン・ヒンケルも輝いていた選手のひとりだろう。
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(画像:Daily Mail)

派手さはないが、しっかりとした守備で相手の攻撃の芽を摘み攻撃参加をも見せていた。
ミスも少なく視野も広い。
彼もモウリーニョ好みのタイプであるだけに、チェルシーの中盤のポジション争いにより一層激しさをもたらしてくれる。
彼も間違いなくチェルシーの中核となる選手のひとりだろう。

一方、インテル戦で戦力外になる可能性が見えた選手もいる。
トーレスとミケルだ。
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(画像:Daily Mail)

トーレスとミケルの両者とも出場時間はとても短い15分程。
同じポジションのなかの選手でも極めて少ない出場時間だ。
ミケルに関しては枠がまだ2つあるから可能性もなくはない。
しかし、トーレスに関しては1つの枠にルカクとデンバ・バという強力なライバルがいる。
加えて、引っ切りなしに話題となっているルーニーの移籍騒動。
モウリーニョの構想にはトーレスはおそらく入ってはいないだろうというのが妥当な評価だと思う。

それにしても、失点が少なく攻撃も順調である今のチェルシーは強い。
僕が言うと少し偏見混じりかと思われるかもしれないが、それでも強い。
若さが勢いをもたらし、成熟さが落ち着きをもたらす。
そのバランスが今はとても良い。
しかし、更に成長しないとチェルシーのタイトル奪還は見えてこない。
モウリーニョがチェルシーにもたらすマジックにもっと期待したい。


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選手層の変化。 [日記]

チェルシーのプレシーズンは全てが順調。
それでも「油断」という言葉などモウリーニョの辞書にはない。
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(画像:Daily Mail)

コンフェデで長く休養をとっていた選手(マタ、トーレス、オスカー、アスピリクエタ、ダヴィド・ルイース、ミケル)がチームに復帰すれば、更にポジション争いが加速する。
チェルシーのプレシーズンは毎年なかなかの仕上がりを見せるが、今シーズンは既に文句なしの仕上がり状態だ。
なんせ、今シーズンの選手層はこれでもかという程分厚い。
それもこれも才能豊かな若手の台頭が大きい。

ストライカーにはルカク、デンバ・バ、トーレスがいる。
オフェンシブMFにはアザール、マタ、オスカー、トラオレ、シュルール、ピアソンなど。
ディフェンシブMFにはランパード、ラミレス、ファン・ヒンケル、エッシェン、ミケル、マケクラン。
サイドバックにはアシュリー・コール、バートランド、アスピリクエタ、ウォレス。
センターバックにはケーヒル、テリー、イヴァノビッチ、ダヴィド・ルイースなど。
キーパーにはツェフとシュウォーツァーがいる。

どの選手を選んでも超過密スケジュールを闘えるだけの戦力が十分すぎる程にある。
特にルカク、トラオレ、シュルール、ウォレスなどはシーズンを通して更に成長していくだろう。
若手をシーズン中にうまく成長させることができるのもモウリーニョが成せる技の一つだ。

そして確実に来シーズンの攻撃の核となるのがアザールとマタ。
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(画像:Daily Mail)

マタはまだチームに合流できていないが、アザールに関しては試合をこなすごとにどんどん巧くなっていく。その成長のスピードがどの選手よりも速い。そして何よりも観ていて楽しいのが、彼のドリブルがチェルシーの攻撃を動かすようになってきていることだ。
昨シーズンは彼のドリブルと周りの選手の動きがうまく噛み合ないこともあったが、今シーズンはそれがかなり改善されそうだ。どれだけアシストを量産してくれるかが楽しみだ。

このチームにルーニーが加われば、間違いなくCLベスト4は間違いないと思うのだが、それはもう少し待ってみよう。
モウリーニョはまたとてつもないチームを作り上げようとしている。
誰もが認める今シーズンのチェルシーの強さ。
その強さは、もしかすると歴代の勝ち点記録更新という形で立証されるのかもしれない。




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モウリーニョの復帰初戦と嫌な予感。 [日記]

昨日はモウリーニョのチェルシー復帰初戦vsシンハ・オールスターズ。
46ヶ月振りのチェルシー復帰となったモウリーニョだが、試合内容はそんな彼の復帰をお祝いできるようなものではなかった。
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(画像:Daily Mail)

結果は1-0。ウォレスが得たPKをルカクが落ち着いて決めた点のみ。
若手の結果がどうしても欲しいモウリーニョにとってはイマイチな試合だっただろう。
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(画像;Daily Mail)

でも僕が思ったのは、デンバ・バはおそらくモウリーニョの構想外であるということ。
彼は本当にいい選手。
しかし、モウリーニョはおそらく強さと巧さを兼ね備えるストライカーが欲しい。
そして、そのストライカーの後ろには決定力もあり、時にはストライカーを追い越してゴールを脅かすセカンドストライカーを求めている。
となると、強さという点でデンバ・バはモウリーニョにとっては物足りないはず。
それに関連して、移籍の噂が絶えないマタにもストライカーを追い越すという俊敏性という点で少しモウリーニョの求めている像とは違う気がする。マタはこの試合には出ていなかったけれども。

一方で、アザールの存在感は素晴らしかった。
セカンドストライカー、そして時にはウインガーへと時間帯によって柔軟にポジションを変更し随所で彼の持ち味のドリブルの切れ味が発揮されていた。得点こそはなかったものの、それを臭わせるプレーは何度もあった。彼はモウリーニョ構想のなかで間違いなく中心となる。
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(画像:Daily Mail)

ルカクも個人的にはとてもよかった。
昨シーズンのプレシーズンからずっと結果を残しているルカクは、若さと強さと巧さが融合していい勢いを維持している。得点はPKのみだが、彼の良さは十分に見て取れた。

主力の数人が休養しているなか、若手はもっとアピールしていかなければならない。
アピールできなければ、ローン移籍という運命しか無い。
その点ルカクは必ずチェルシーで結果を出すという意気込みが伝わってくるのでこれを是非維持してほしい。
ルカクを筆頭にこのプレシーズンで若手にはさらに力を発揮してもらいたい。
ではないとチェルシーは昨季、一昨季と同じ運命を辿ることになるかもしれない。

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復帰。 [日記]

突如の約2ヶ月にも及ぶブログ更新の滞りをお詫びします。
理由は様々なのですが、一言で表すと「忙しかった」に尽きるかと...。
それにしても一息ついたので、少しキャッチアップしていきましょう。

まず、最も重大視されるべきニュースはジョゼ・モウリーニョのチェルシー復帰だろう。
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(Daly Mail)
彼のチェルシー復帰により、大方のメディアはチェルシーを来期の優勝候補に挙げている。
それほど彼の復帰がチェルシーに与えるインパクトは大きい。
モウリーニョの辞任後、アンチェロッティ以外全くうまくできなかった若手の育成に僕はとても期待したい。
彼はチームを前進させながら、若手をうまく成長させることが可能な限られた監督のなかの一人だ。
「チェルシー黄金時代」到来なるか。


次に、なんだろう。
正直僕は情報が多すぎてあまり整理しきれていない。
毎日チェルシー関連のニュースはフォローしていたのだが、僕が対処しきれぬほどの移籍報道がチェルシーには蔓延しているし、そのほとんどが実現可能性の低かったり、デマだったり、メディアの誇張だったりするから、契約が締結されてから騒いだ方がエネルギーの節約にもなるかもしれない。
でも、ルーニーだけは必ず獲得してほしい。
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(画像:Daily Mail)

怪我でユナイテッドのアジアツアーから英国へとんぼ返りとなってしまったルーニー。
噂では来期のルーニーはファン・ペルシーの控えに回され、従来のような期待はされていない。
だからチェルシーを筆頭としたビッグクラブが彼の獲得を模索しているわけだが、チェルシーにルーニーが加わればそれだけでチェルシーはタイトル奪還へ大きな一歩になるのだ。
その理由は先日のブログでも記載した通り。
ルーニーは£30million払ってもいいと思う。それ以上の結果で返ってくるのはほぼ確実だから。


と、久しぶりにブログを更新してみました。
プレミアリーグ開始まで約1ヶ月だが、これから移籍市場は更に盛り上がりを見せるだろう。
これまで順調に選手を獲得するチェルシーは、ここで満足せず、しっかりとした補強をして頂きたい。




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モウリーニョを理解できた気分。 [日記]

Daily Mailはダヴィド・ルイースがモウリーニョ新体制の犠牲者になるかもしれないと伝えている。
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(画像;Daily Mail)

このニュースを読んだとき、僕はとても嬉しかった。
モウリーニョならダヴィド・ルイースのような爆弾は抱えないだろうと信じていたが、彼が本当に動きに出るとは夢にも思わなかったからだ。

もし、この報道が事実でダヴィド・ルイースのレアルやバルサなどへの移籍となると、悲しむファンも多いかもしれないが、チェルシーは更に安定性を増した闘い方が可能になるだろう。

モウリーニョはリスクは冒さない。
堅実に彼に忠誠を誓い、結果を残してくれる者のみを残す。
チームワークを乱す、もしくはチームワークの賜物をワンプレーで台無しにするようなプレーヤーは、彼のゲームプランには必要とされないのだ。

ダヴィド・ルイースはいい選手だが、モウリーニョ好みの選手ではないのは明らか。
チェルシーにとっても、彼にとってもいい選択であると僕は思うのだが。
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シーズン総括・前編 [日記]

日曜日にエヴァートン相手にホームで白星を収め、チェルシーは無事三位でシーズンを終了した。
結果的に昨シーズンと似たようなフィナーレを迎えた今シーズンを簡単ながら振り返ってみたい。
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(画像:Daily Mail)

まずは、監督陣営だ。
昨シーズン同様...というか最近のチェルシーは滑り出しは好調で年末年始頃に大幅に調子を落としてしまう。
CL、国内リーグ、FA杯など数々のトップコンペティションでタイトルを狙うチェルシーには、シーズンの成功は如何にローテーションを機能させるかにかかっている。
昨シーズンにCLとFA杯の二冠を達成したディ・マッテオに、今シーズンから「暫定」の文字が取り除かれたが、オスカー、アザール、モーゼズ、マリン、ベナユンなど、主に攻撃面で新しい顔が目立ったため攻撃面でのローテーションに安定感を欠いた感がどうしても否めない。
僕は昨シーズン終盤以降に何度も指摘したが、ディ・マッテオは昨シーズンチェルシーに成功をもたらしたもののトップ・レベルの監督能力はまだない。
それが今シーズンの多くの新人を迎えたディ・マッテオにとっては結果として安定感を欠いた戦い方となって表れてしまったのかもしれない。
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(画像:Daily Mail)

といっても、成長過程にある若くて有望な新人選手をチェルシーの複雑な戦術にすぐに適応させようということ自体がとても困難であるから、これをディ・マッテオの解任に結びつけてしまうのは彼にとっては不運だったとしかいいようがない。しかし、それがチェルシーの監督に課せられた義務であり、運命なのだ。

11月末から暫定監督に就任したラファ・ベニテスも、就任当初はディ・マッテオ同様にローテーションに苦しんだ。それが結果として、クラブチャンピオンズリーグでのタイトル獲得失敗になり大きな批判を浴びることになった。
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(画像:Daily Mail)

しかし、それ以後は守備的で堅実な戦術をベースにしっかりと勝ち点を積み上げるサッカーを披露し、トップ3の座を奪還してみせた。僕は彼の性格や態度、おもしろくないサッカー観にはかなり批判的だが、それでもシーズンラストの10試合8勝2分けという成績は素晴らしいと評価したい。別にそれがベニテスへの賛辞となるわけではないが、ファンやクラブ、選手とのいざこざを乗り越えて、しっかりと仕事を果たしてくれたのではないだろうか。
僕のなかでは"Rafa is not our gaffer"というイメージがいつまでも残るだろうがw

来季の監督候補は誰もがその復帰の可能性を疑わない伝説のモウリーニョ。
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(画像:Daily Mail)

彼の退団がレアル・マドリードとの双方の合意に基づくため、チェルシーがレアルに契約違約金としての支払い義務はなくなったことが、彼のチェルシー復帰をさらに確実なものにしてくれそうだ。
6月2日にはチェルシーの正式な監督として発表されるという噂もなくはない。
モウリーニョなら、このシーズン全体を通して安定したチームを取り戻してくれることは間違いないだろう。
今の好調で将来有望なチェルシーが大きく飛躍する年が来年となるかもしれない。


次にストライカー。
トーレスのシーズン全体を通した不安定さにチェルシーはかなりもて遊ばれたのではないか。
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(画像:Daily Mail)
結果としてシーズン22ゴールを挙げたが、その内容は彼自身も決して誇れるものではなかろう。
4-5-1を採用するチェルシーにとって、ストライカーのキープ力や決定力は生命線といっても過言ではない。トーレスには高さという武器もあるのだが、それらのうちひとつも見られない試合が何度あったことか。
シーズン終盤はよいフォームを取り戻したようだが、それでも僕は彼にとって移籍という選択肢が最も合理的だとおもう。フィオレンティーナなどのビッグクラブが関心を示しているのなら、チェルシーでの2年半の不振を一変させるよい機会だ。
チェルシーの新しいストライカー獲得の噂(シュルール獲得はほぼ確定した模様?)が絶えないなか、トーレスの居場所は徐々に減っている。
トッププレーヤーとして復活するためにも、新天地での挑戦が望ましいと思われる。


試験勉強で忙しいので、きょうはこの辺で。
次回では中盤とディフェンスに焦点を当ててシーズンを振り返る予定です。

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アムステルダムでの歓喜と安堵。 [日記]

ホッとする一晩でした。
チェルシーはヨーロッパリーグのタイトルを獲得し、今シーズンもタイトルを掲げることができた。
明日木曜日にはランパードの契約延長もされるという見方がかなり強い。
昨年同様波瀾万丈のシーズンだっただけに、僕自身感極まってしまった。
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(画像:全てDaily Mail)


僕は友人のパーティがあったので試合自体は間に合わず、現時点では再放送で後半のみを観戦。
前半の流れをまったく把握できていないのだが、それでもいいところのみを観てしまった気分。

なかでもトーレスは今シーズンで一番よい出来だった。
最近のトーレスらしいパスミスや一対一での弱気な姿勢などは数点見受けられたが、それでも勝利に対するスピリット、力強さ、前線からの守備、そしてゴール前での冷静さなどはきょうのチェルシーのタイトル獲得に大きく貢献する活躍だった。
ニューカッスルでの出場歴がありデンバ・バが起用できないなか、トーレスなしのヨーロッパリーグ優勝はありえなかったと言っても過言でないだろう。
ヨーロッパリーグ9試合中6ゴールという数字が彼の貢献度を物語っている。
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(画像:Daily Mail)

また、キャプテン・テリーが怪我で出場できないなか、ケーヒルとイヴァノビッチを中心とした、完璧ではないものの最後の最後まで身体を張ったディフェンスには昨シーズンのCLで披露したようなチェルシーらしさがあった。
ダブルボランチとディフェンスラインとのスペースをカルドソを中心としたベンフィカ攻撃陣に何度も狙われていたが、それでもチェルシーには守護神・ツェフが健在だった。
お互いの弱点をきっちりと補足できる関係にあるときのチェルシーは総合的にとてもいい。
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(画像;Daily Mail)

そして、僕を感動させてくれた試合後の風景がこれだ。
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(画像:Daily Mail)
明らかにラファ・ベニテスにとって、ランパードはファーストチョイスではなかった。
アザールが怪我で戦列離脱しなければ、おそらくランパードは決勝のスタメンから外れていただろう。
そんなラファ・ベニテス暫定監督のもとでも結果を出し続け、きょうも90分ピッチを走り回るだけでなく、87分頃には強烈なミドル・シュートを魅せるなど、ランパードは存在感を示し続けた。
そんなベニテスとランパードの関係は決して良好ではなかったはずだ。
それでもそのようなネガティブな過去は忘れて、ただこの優勝の喜びをチームの皆と味わいたいというランパードの人間性がこの写真にはにじみ出ている。
本当に素晴らしいフットボーラーであり、素晴らしい人物なのだなと改めて思い知らされた。
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(画像:Daily Mail)

冒頭に述べたように、報道によると明日木曜日にでもチェルシーがランパードに一年間の契約延長を申し出る可能性が高いようだ。
これで来期も青いシャツを身に纏うランパードをみれそうだ。


昨季のチャンピオンズリーグのビッグイヤーとは比較対象にならないが、それでもチェルシーは中盤で大きく躓き多くのタイトルを逃したが、やっとひとつタイトルを獲得することができた。
これで今シーズンも「最悪」を免れ、ある程度上向きな気持ちで来シーズンへの準備に挑むことができそう。
今シーズンも残りエヴァートン戦の一試合となった。
この今の好調を最終戦でも爆発していただきたい。
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"Great Great Frankie Lampard" [日記]

チェルシーにとってなんと素晴らしい一日だっただろう。
一人退場という劣勢から逆転し、来期CL出場権を間違いなく手中に収めただけではない。
2ゴールの活躍を見せたランパードが真のレジェンドとして、チェルシーの歴史に名を刻む日となったからだ。
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(画像:Daily Mail)

ランパードはフットボーラーとしてのみならず、人間性においてもなんと素晴らしい選手なのだろう。
これだけの大記録を打ち立てながらも、控えめに祝うランパード。その理由は、チェルシーでの最多ゴール記録保持者であったボビー・タンブリングへの敬意を表していたためであった。
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(画像;Daily Mail、左ランパード、右レジェンド・ボビー・タンブリング)

能力、性格、プロフェッショナリズムのすべてにおいて、僕はランパードほど秀でたフットボーラーをみたことがない。
勝利に対する貪欲な意欲、監督のファースト・チョイスから外れても出場すれば毎回のように結果を出す勝負強さ、相手を傷つけない正統でクリーンなタックル、多種に及ぶゴールパターンの数々。
フットボーラーならばどの分野でも最も素晴らしい模範となる人物だ。
彼がチェルシーに加入してからもたらした影響力は計り知れない。
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(画像;Daily Mail)

僕はずっと主張してきたが、今こそ彼との契約延長に踏み出す絶好の機会だ。
きょう彼がピッチで披露した実力が彼の価値であり、過去10数年チェルシーを牽引してきた原動力なのだ。
年齢がなんだ。たとえ体力が衰退しても、ランパードにはダヴィド・ルイースよりも90分走りきる根性がある。
現役続行を主張し続ける限り、ランパードはチェルシーに必要な選手であるし、チェルシーに留まるべきだ。
これほどランパードがクラブに対する忠誠度、貢献度を驚異的な実績とともに示してきてももしチェルシーが契約更新をしなければ、チェルシーは糞クラブだ。フットボールを知らないただの石油王に支配された腐敗クラブだ。
ランパードに残された契約交渉の時間は本当に限られてしまったが、チェルシーのフロントがどう動くか、彼らの人間性に期待したい。


最後に、Daily Mailがランパードの過去のゴールトップ10を掲載している。
どれも記憶に残るスーパーゴールばかり。
一位はやはりあのクラブに対する、あのゴール。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2322995/Frank-Lampard-scores-203rd-Chelsea-goal-break-Bobby-Tambling-record-Aston-Villa.html

これからもランパードのプレーをチェルシーでみれると僕はまだ信じています。
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チェルシーがルーニーを迎えるべき4つの理由。 [日記]

Sir Alex Fergusonの引退宣言から数日が経過した。
そんな長年ユナイテッドの栄光時代を築き上げたファーガソンの監督引退により、意外にもチェルシーが多大な利益を得るかもしれない。
ここにきてルーニーの退団報道、チェルシー加入の憶測が拡大しつつあるからだ。
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(画像;Daily Mail)

チェルシーサポーターのなかでも、ルーニー加入の是非を巡り賛否両論が繰り広げられている。
そんななか、僕はチェルシーがルーニーを獲得すべき理由を4点以下に挙げてみたいと思う。
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(画像:Daily Mail)

まず、モウリーニョの構想にルーニーは完璧といいほど適している。
次期監督候補と称されるモウリーニョもルーニーへの獲得意欲は以前から示していた。
類い稀なサッカーセンス、ゴールの嗅覚はモウリーニョの構想するストライカー像に必要な要素。
そんなかつてのドログバ的要素をルーニーは兼ね備えている。(申し訳ないが、トーレスは論外w)
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(画像:Daily Mail)

次に、彼のサッカーに対する姿勢だ。
チームに献身的な守備意識、相手に適した戦術に対応できる柔軟性、大一番での勝負強さなどは彼のフットボーラーとしての一流性を証明しており、間違いなくチェルシーにとってプラスとなる。
最近では「悪童」の名に見合うようなピッチ上での悪態も大幅に減少し、逆にチームに対する貢献度ばかりが目立つ。
ファーギーを怒らせるほどのプライベートでの悪行はご承知の通りだが、それを考慮してもおつりが出るほどの人材であると僕はおもう。
ストライカーのみならず、状況に応じて多くのポジションをこなす能力を持つルーニーは間違いなくチェルシーを更なる成功に導いてくれる。

三点目に彼の市場価格だ。
27歳という一番油がのっている時期に、しかもルーニーのような一流選手に£25mという額は破格だ。ファルカオやレヴァンドフスキといった高額ストライカーへの獲得意欲も見せているチェルシーだが、プレミアリーグでの経験がない彼らには、もちろん大きなリスクが伴う。
その点、ルーニーには英国リーグでの長年の経験があるのでリーグへの適応性を心配する必要性はなく、価格も彼らより安い。高額を投資する標的としては、圧倒的にルーニーのほうがお買い得であるというのが三点目だ。

最後に、ルーニーに期待できるリーダーシップだ。
テリー、ランパードの後継者に苦しむチェルシーだが、ルーニーはそんな不安を拭ってくれるかもしれない。プレーでユナイテッドを率いてきた能力と責任感が彼には備わっているし、イングランド代表では最近になって何度かキャプテンもつとめている。
劣勢で仲間を鼓舞する力と、時にはチームに落ち着きを与えるプレーも可能である。
ダヴィド・ルイースのような有能でも未熟なプレーヤーよりも、ルーニーのような成熟期に差し掛かっているプレーヤーのほうが将来チェルシーを成功に導いてくれる可能性は大きい。


以上に挙げたように、ルーニーはチェルシーに多大なる利益をもたらしてくれるだろう人材だ。
全てを考慮すると、ファルカオやレヴァンドフスキなど比ではない!笑
僕はルーニーの獲得チャンスをチェルシーが逃さないことを願っている!


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ランパードをファイナルでベンチ? [日記]

ある程度の結果を残しながらも、チェルシーファンを幾度も怒りに狂わせるベニテス采配はまだ続くかもしれない。ベニテスがランパードをヨーロッパリーグのファイナルで起用しない可能性が大きくなりつつあるからだ。
http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2321925/Frank-Lampard-John-Terry-start-Chelsea-Europa-League-final.html
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(画像:Daily Mail)

就任当初はランパードをファーストチョイスから外していたベニテス。
しかし、ミケルやラミレスのボランチ起用の限界から徐々にランパードの起用回数が増した。
それでも、シティ戦やスパーズ戦など数々のランパードが必要とされた重要な局面で、ベニテスは軽々しくランパードをベンチに置き、勝ち点を落としてきた。
そんなベニテスは不吉にも今週末アストン・ヴィラ戦でのランパードの先発を明言した。
つまり、その4日後に控えるヨーロッパリーグ決勝という大舞台でランパードが出場する可能性が、ローテーションの関係上低くなってしまったことになる。
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(画像:Daily Mail)
もし、ベニテスがランパードを決勝で起用しないとなると、チェルシーファンはこぞってベニテスを激しく非難するだろう。ランパードのような偉大な人物、選手、宝を自らのくだらない戦略のために都合のいいように扱うなど言語道断だ。
彼の契約延長交渉の進度に関わらず、大一番で幾度もチェルシーを救って来た英雄が得点記録を伸ばす可能性はとてもつなく大きい。
ファイナルで起用されるメンバーは「アストン・ヴィラ戦以降に考える」と述べたベニテスだが、当然構想はもうほとんど固まっているだろう。
もし万が一のことがあれば、スタンフォードブリッジでのリーグ最終戦は彼への非難の大合唱となること間違いなしだ。
クラブの歴史を考慮しない監督の価値など無に等しい。ベニテスがそのような決断に至らないと信じたいものだが。。。
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